- 内科
- 2013/06/07
6月2日(日)に山梨県甲府市で開催されました。
テーマは「共に生きます。この大切な時期(とき)を」
特別講演1 「現在の終末期医療に想う」 長尾クリニック院長 長尾和宏 医師
特別講演2 「生きること、寄り添うこと」 金城学院 学院長 柏木 哲夫 医師
オープニングでは、「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトとして、東日本大震災の被災地で生まれ育った木材で製作されたヴァイオリン演奏がありました。
このプロジェクトは、国内外千人のヴァイオリニストがこのヴァイオリンをリレーのように受け継ぎながら、千の音色を奏で、その思いを繋げていくものです。
ヴァイオリンの一部には、陸前高田市の「奇跡の一本松」も使用されているとのことでした。
そのヴィオリンから奏でられる美しい音色を聴きながら、被災地の方々に対して想いを馳せ、胸が熱くなりました。
講演は現在の終末期医療の現状や課題、さらには生きること、支えることとは如何なることか?という根源的な内容まで盛り込まれた幅広いもので、考えさせられるところが沢山ありました。
「いかに自分らしく生きぬき、そして自分らしい最後を迎えるか」、これは究極的なテーマです。そのテーマに対して、患者さんやご家族の想いに寄り添いながら、私たちが力になれることを見つけていきたいと思います。
院長・看護師